妊娠中のトラブル対策⑥

おげんきですか?

前回、流産についてお話しましたが、その続きで『切迫流産』について。

切迫流産:流産と同じような症状で、流産になりかけている状態のことをいいます。

今にも流産しそうな印象ですが、必ずしも危険度が高いということではありません。

妊娠22週未満で、出血や下腹部痛はあるけれど、超音波検査で胎児の心拍が確認されている場合につく診断名です。

12週未満で、心拍が確認でき、子宮の出口である子宮頸管が閉じていれば、そのまま流産に進行することは少ないとされています。安静に過ごしていれば妊娠を継続することも可能ですが、自己判断は禁物ですので、必ず医師の指示に従いましょう。

12週以降の切迫流産は、母体側の問題が原因となっている場合が多く、注意が必要な状態です。原因に応じた治療を行い、流産を防ぐ処置を取らなくてはなりません。感染症があれば抗生物質、16週以降で張りがある場合は子宮収縮抑制剤など原因に合わせた薬が処方されることもあります。

切迫流産と診断されたら一番の治療は安静にすること。
状態によって安静の度合いは異なるので、医師の指示に従いましょう。

自宅安静を指示されたら、基本的に外出は禁止。
働いている人は、仕事も休まなくてはなりません。掃除・洗濯・食事の支度などの家事はどの程度していいのか?入浴していいのか?など日常生活について細かく医師に確認する必要があります。
家事などの許可が出た場合でも、基本は安静。ご主人にサポートしてもらい、長時間立っていることのないようにしましょう。
絶対安静と言われた場合は、布団を敷いて、食事やトイレ以外は横になって休みます。

症状が重い場合は、入院安静となります。
食事もベットの上でとり、基本的にずっと寝ていなければなりません。
それほど思い症状ではないけどれど、小さな子供がいるなどの事情で、自宅でゆっくり休めないという場合は、入院をすすめられることもあります。この場合は売店への買い物やトイレなど、多少の動作は大丈夫でしょう。

普段からご主人が奥様のサポートをしてあげていると、こういった場合スムーズに対応ができますよ。

鍼灸マッサージLIFE±治療院
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