産後ママの強い味方!産後ケアハウス

以前出産スタイルの見つけ方について書きましたが、
”産後院”または”産後ケアハウス”という名前を耳にしたことがあるでしょうか?

産後院とは、出産という大しごとを終えたお母さんがゆっくり休んで養生するための施設です。
女優の小雪さんが第2子を出産したときに韓国の産後院を利用したことで一気に注目を浴びましたね

里帰り出産や、実家が近い人は産後もいろいろと家族の手助けが得られると思いますが、そうでない夫婦はとてもなれない育児や産後のからだの変化に戸惑いを感じる方が多いと思います。

そんな産後ママの強い味方が”産後ケアハウス

まだそんなに数は多くないのですが、産後ケアハウスは産院退院をすぐから利用可能で、産院から直行OK。多くの人は産後1か月以内に行くことが多いようです。

タレントの神田うのさんもブログでコメントしていた

東京赤坂の”とよくら産後ケアハウス

こちらは助産師さんが運営しており、母乳指導から沐浴指導、ベビーマッサージや産前産後の骨盤エクササイズやアロママッサージなどなど
希望すれば色々なイベントに参加できたり、食事時間以外は決められていることがないので、ラグジュアリーなホテルのようなお部屋でゆったりと好きにすごして産後の母体を喜ばせてあげる事ができるようです!

気になるお値段ですが、
日帰りプラン 10:00~18:00 20000円
宿泊プラン 1泊2日 64800円(以降1泊ごと64800円追加)
が基本ですが、

一番人気は42万円の一週間産後ケアプラン(7泊8日)!!
追加すると家族宿泊(+10000円)や子供宿泊(+3000円)もできるようです。

そんな、、とってもセレブな価格で無理、、との方にも
各自治体で補助金がでていて、例えば横浜市では1泊2日で6000円など無理のない価格で利用できる産後ケアセンター (PDFファイル)もあります。各地域によって異なりますが、気軽に利用できるところもありますのでぜひ行きやすいところにないか調べてみてくださいね

出産後のお母さんの養生は、次の妊娠のためにとても重要です。

産後に無理をしてしまうと、次に妊娠する時にとても時間がかったり、赤ちゃんへのプレゼントである母乳が出ずらくなってしまったり、、さまざまなトラブルを引き起こしやすくなります。
産後だから仕方ないとはいっても、出産という大仕事の後は少しでも癒されたいですよね

LIFE±治療院では妊婦さんのケアや安産治療をしていますが、産後の養生についても治療や相談を承っていますので気軽に質問して下さいね

1人でも多くの方が、出産という大きな喜びとともに健やかなママ生活を送れるよう、応援しています

鍼灸マッサージLIFE±治療院
横浜市西区浅間町1丁目7-12 PRESTIGE浅間町
電話:045-883-6025
@:life.hari9massage@gmail.com

診察日:火曜日~土曜日 9:30~19:00 日曜日 9:00~15:00
休診日:月曜日・祝日

※時間外診療
8:00~9:30・19:00~21:00の時間外のご予約もお取り頂けます。
時間外診療は完全予約制になります。
前日の最終受付までにご予約をお願い致します。

妊娠中のトラブル対策⑥

おげんきですか?

前回、流産についてお話しましたが、その続きで『切迫流産』について。

切迫流産:流産と同じような症状で、流産になりかけている状態のことをいいます。

今にも流産しそうな印象ですが、必ずしも危険度が高いということではありません。

妊娠22週未満で、出血や下腹部痛はあるけれど、超音波検査で胎児の心拍が確認されている場合につく診断名です。

12週未満で、心拍が確認でき、子宮の出口である子宮頸管が閉じていれば、そのまま流産に進行することは少ないとされています。安静に過ごしていれば妊娠を継続することも可能ですが、自己判断は禁物ですので、必ず医師の指示に従いましょう。

12週以降の切迫流産は、母体側の問題が原因となっている場合が多く、注意が必要な状態です。原因に応じた治療を行い、流産を防ぐ処置を取らなくてはなりません。感染症があれば抗生物質、16週以降で張りがある場合は子宮収縮抑制剤など原因に合わせた薬が処方されることもあります。

切迫流産と診断されたら一番の治療は安静にすること。
状態によって安静の度合いは異なるので、医師の指示に従いましょう。

自宅安静を指示されたら、基本的に外出は禁止。
働いている人は、仕事も休まなくてはなりません。掃除・洗濯・食事の支度などの家事はどの程度していいのか?入浴していいのか?など日常生活について細かく医師に確認する必要があります。
家事などの許可が出た場合でも、基本は安静。ご主人にサポートしてもらい、長時間立っていることのないようにしましょう。
絶対安静と言われた場合は、布団を敷いて、食事やトイレ以外は横になって休みます。

症状が重い場合は、入院安静となります。
食事もベットの上でとり、基本的にずっと寝ていなければなりません。
それほど思い症状ではないけどれど、小さな子供がいるなどの事情で、自宅でゆっくり休めないという場合は、入院をすすめられることもあります。この場合は売店への買い物やトイレなど、多少の動作は大丈夫でしょう。

普段からご主人が奥様のサポートをしてあげていると、こういった場合スムーズに対応ができますよ。

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妊娠中のトラブル対策⑤

おげんきですか?

久しぶりに、今日はマタニティーシリーズです。

妊娠中のトラブル『流産』についてです。

流産は、妊娠22週までにおなかの中で赤ちゃんが育たなくなり、妊娠を継続することができなくなることを言います。

全妊娠の12%~15%、7~8人に1人の割合で起こり、決して珍しいことではありません。

さらに高齢になるほど流産率は高くなり、40歳以上で30%以上、3~4人に1人という高い確率で流産は起こってしまいます。

原因はいろいろありますが、12週までの初期に起こる流産の7~8割が、胎児の染色体異常と考えられています。この時期の流産は母体側に原因はほとんどなく、防ぐ方法はありません。

これに対し、12週以降に起こる後期流産は、母体側が抱える問題が原因で起こることが多くなります。

子宮筋腫や子宮の奇形、子宮内感染や子宮口が自然に開いてしまう子宮頸管無力症などが主な原因となります。いずれも原因となる病気に対して、治療や予防策をとっておけば、防げる可能性はあります。

流産は、胎児が子宮内で死亡してから、体外に出てくるまでの段階により、4種類に分けられます。

稽留流産:子宮内で胎児が死亡し、停滞している状態。自覚症状はなく、6~8週頃の検診時に心拍が確認できないことでわかります。子宮内容物を取り除くことが必要です。

進行流産:子宮口が開き、子宮収縮で胎児が出始めている状態。下腹部痛とかなりの出血が見られます。子宮内容物を早く取り除くことが必要です。

不全流産:子宮内に胎盤の一部が残っている状態。出血や下腹部痛が続きます。残留物を取り除く処置が必要になることが多いです。

完全流産:子宮内の胎児や胎盤がすべて出てしまった状態。出血や下腹部痛はしだいにおさまってきます。多くは内容物除去術が必要ありません。

内容物の除去術は、静脈麻酔を使い、15~20分間眠っている間に終わります。術後はしばらく安静にし、その日のうちに帰宅できます。

出血がしばらく続きますが、次第に減っていきます。月経が再開するころには、子宮も回復しています。2~3回の月経後、次の妊娠を考えても大丈夫と言われています。

流産は、出血やおなかの痛み、張りから始まることがほとんどですので、いつもと違う気になる症状があった時は、すぐに受診してください!

体(特に下半身)を冷やさないように、リラックスして毎日をお過ごし下さい♪

鍼灸マッサージLIFE±治療院
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妊娠中のトラブル対策④

おげんきですか?

開店準備で汗だくになります、院長です。

今日も暑いですね。

しばらく間が空いてしまいましたが、今日はシリーズ4回目、妊娠期に避けたい感染症について(前回)の続きです。

『インフルエンザ』

特に冬場に妊娠期間を過ごす妊婦に注意が必要なのが、インフルエンザ。
海外のデータでは妊婦がインフルエンザにかかると重症化しやすいという例もあります。
かかってしまった場合、一般的に処方されるタミフルやリレンザが胎児に影響を与える可能性は低く、妊婦でも服用が可能です。
まずは、予防接種、手洗い、うがいを徹底しましょう。

『りんご病』

大人になって感染するのは、まれだと言われていますが、主に幼児が感染する『りんご病(伝染性紅斑)』はパルボウイルスB19というウイルスによるものです。
幼児の場合、発熱したりほっぺたに赤い斑点ができたりしますが、大人は斑点が出ない場合も多くカゼのような症状だけで終わるケースもあります。
妊娠20週未満の妊婦さんがりんご病に感染するとその約30%が胎児にも感染し、そのうち3分の1で胎児貧血や胎児水腫、あるいは胎児死亡など、胎児に異変が現れる可能性があります。

『性器ヘルペス』

単純ヘルペスウイルスが原因の性感染症の一種で、外陰部にかぶれや水疱ができます。
治ったように見えてもウイルスは死滅せず体内に残るため、体の抵抗力が落ちたときに再発することがあります。
産道から赤ちゃんに感染すると、赤ちゃんが肺炎や脳炎を起こすことがあるので、妊娠中でも抗ウイルス薬を使って治療します。
出産前までに完治していない場合は、帝王切開で出産することになります。

『トキソプラズマ症』

加熱が不十分な肉、犬、猫、鳥に寄生する原虫が原因とされています。
トキソプラズマ症は、実は多くの人が知らないうちに感染し、感染しても無症状で気づかないことが多いのも特徴です。
妊娠中に初めてトキソプラズマ症にかかると、ごくまれですが胎盤を通して胎児が先天性トキソプラズマ症に感染し、水頭症、網脈絡膜炎、脳内石灰化などを起こすことがあります。
特にペットを飼っている人は、糞をすぐに片づける、口移しでえさを与えない、手をよく洗う、など予防対策を徹底しましょう。

と注意したい感染症はいろいろあります。

困ったら、まずは主治医に相談して下さいね。

この時期は、暑いので体を冷やしやすいですから、妊婦さんは気をつけて下さい。

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妊娠中のトラブル対策③

おげんきですか?

大雨で私の故郷、高知県がヤバいことになっています。

高知の皆さん、本当に気をつけて下さい。

今日はシリーズ3回目、妊娠期に避けたい感染症についてです。

水疱瘡、風疹など、ウイルスや細菌が何らかの形で感染し、発熱や発疹など様々な疾患を発症する感染症のひとつです。

体調が心配な妊娠期間、感染症にかからないことが第一ですが、万が一かかった場合はすぐ主治医と相談しましょう。

また妊娠中に感染しても、胎児に影響のあるもの・ないもの、また妊娠週数によって影響が異なるものなど様々です。

胎児への影響が心配な場合は、羊水や臍帯血から検査することもできます。

妊娠前に接種していない予防接種があれば、妊娠前に接種しておくのがベストです。

『風疹』

感染症のなかで最も胎児に影響があるといわれています。たいていの産婦人科で風疹の検査をしますが、もし家族に風疹の免疫がない場合には、予防接種をしておきましょう。

妊娠3~20週の妊娠前半に感染してしまうと、赤ちゃんが先天性心疾患、白内障、緑内障、難聴などにかかる可能性があります。

その場合は、主治医と相談して、経過を観察していく必要があります。

妊娠20週を過ぎると、赤ちゃんへの影響は少ないと考えられています。

『水疱瘡』

ヘルペスウイルスの1つである水痘・帯状疱疹ウイルスによる水疱瘡。

幼児のうちにたいていの人がかかる病気ですが、未感染の場合は妊娠前の予防接種が必要です。

妊娠20週未満に感染してしまった場合、約2%の胎児が低出生体重、小頭症、四肢低形成などの症状が現れる『先天性水痘症候群』になるといわれています。

妊娠20週から出産21日前までの場合は、胎児の9%が乳幼児期に帯状疱疹を発症するといわれています。

ただ、水疱瘡の場合は妊娠中に服用可能なヘルペスウイルスの薬もあるので、必要に応じて処方してもらいましょう。

水疱瘡の抗体を持っていない可能性が高い場合、家族が感染してしまった場合、グロブリン注射で対処することもできます。

『おたふく』と『はしか』

おたふくとはしかも、よく知られる感染症です。

ムンプスウイルスによるおたふくは、発病すると発熱や耳の下のリンパ腺が腫れたりします。

赤ちゃんの感染は生まれた後の血液検査で分かりますが、今のところおたふくによる赤ちゃんへの先天異常はないとされています。

はしかウイルスによるはしかは、妊娠のごく初期にかかった場合、流産の危険性がありますが、胎児への影響はほとんどありません。

ただ、大人がはしかになると重症化する恐れがあり、流産や早産の危険性が高まるので、注意しましょう。

何か気になることがあれば、すぐ主治医に相談して下さいね。

ウチの治療院でもいいですよー。

長くなったので、続きはまた後日。

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