捻挫

おげんきですか?

今日は午後から往診に出ます、院長です。

今日のテーマは、『捻挫』

捻挫とは、運動中のアクシデントや日々の生活で転倒した際などに、手首や足首をひねり、骨と骨の繋ぎの役割をしている関節部分が傷つくことで起きます。

運動許容範囲を超えて負荷がかかるときに起きる外傷で、ひどい場合には、骨や靭帯が傷つき、骨折や靭帯断裂の可能性があります。

内部の血管が傷つくことで内出血を起こし、怪我をした部分が腫れてきます。

ちなみに、突き指も捻挫の一つです。指の関節を傷つくことによって痛みが起こります。ぎっくり腰や、ムチ打ち等も捻挫の一種です。

捻挫の応急処置は「RICE」(捻挫後~3,4日まで)

R=REST(安静)
痛み部位を動かさず、テーピングや包帯等で固定します。
足首はテーピングで固定し衝撃を与えないようにしましょう。
腕では三角旗やタオル等で吊ります。
I=ICE(冷やす)
氷や冷水、冷感シップなどで患部を冷やします。
炎症を抑え痛みを緩和します。タオル等でくるんだりして温度を調節してください。
15~20分が目安です。
C=COMPRESSION(圧迫)
腫れの原因となる内出血を止めるために、患部を包帯などで軽く圧迫し、血流を止めて腫れを抑えます。
E=ELEVATION(挙上)
腫れや内出血、うっ血などを防ぐために、患部を心臓より高い位置に挙げておきます。
その日1日は、患部を心臓より高い位置にしておくと良いでしょう。

重要なのは、アイシングを早急に行うことで、腫れを大きく抑えることができます。
腫れは痛みの原因になるため、捻挫の症状を和らげるのに効果的です。

慢性期(4~7日後)の治療法
捻挫してからしばらく経ち、炎症は治まり腫れや痛みも落ち着いた状態です。

応急処置では患部を冷やしましたが、慢性期は患部を温めます。

温めると血管が広がり血液の循環がよくなるため、

痛みや腫れが早く引きやすいくなります。

お風呂で患部を温めたり、温感シップを使用し患部の血行を促します。
この時に、非常に効果があるのが、お灸です。

少し熱いですが、驚くほど痛みがとれます。

ただし、①患部が大きく腫れ、歩けないほど痛い②関節が不安定な場合(グラグラしている等)③1~2週間、安静にしてセルフケアを続けたが痛みが引かない場合は、靱帯断裂や骨折の恐れがあるので、早急に病院に行って診察をしてもらって下さい。

皆さんも正しい処置の仕方を覚えておきましょうね。

鍼灸マッサージLIFE±治療院
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