おげんきですか?
BLOGを書いたら往診に出ます、院長です。
今日は静脈瘤のお話。
静脈瘤とは、血流量の増大や弁の機能不全、血栓などにより血液が静脈に溜って起こる疾患で、静脈血の鬱滞が結節状に拡がった状態で女性の下肢に多く見られる疾患です。
皮膚の上から静脈の鬱滞した固まりが青黒透けて見え、重症になると下肢全体にどす黒い鬱滞が拡がっていきます。
どういう状態かは、自分で『静脈瘤』で検索してみてください。
症状としては、下肢の倦怠感、倦怠感に伴う痛みがあり、そのために短時間の立ち仕事や炊事さえもつらい状態になります。
ひどい場合には足関節付近から腓腹筋周辺まで青黒く静脈瘤が拡がり、痛みやだるさがひどく、手術する場合もあるようだが、手術をしたからといって静脈瘤が全て消えて、きれいになるとは限らないのでご注意を。
静脈瘤の治療には鍼よりも灸の方が効果があります。
特に効果がみられるのが、ここ。
なかなか説明しづらい位置なんですが、脛骨内側縁を指で撫で上げた時に、指の止まるところが陰陵泉です。
外くるぶしから指4本分上の腓骨の前縁です。
どちらも、静脈瘤が拡がらない前に灸を行うこと。
静脈瘤が下腿部全体に点在しているような場合は、その静脈瘤1つ1つの固まりにの上に灸をすえていくこと。
また静脈瘤1つの範囲が大きい場合には、周辺を囲むようにして灸をすえ続けながら小さくしていくこと。
とりあえず、代表的な2つをご紹介させていただきました。
この他にも、効果のあるところは、まだまだあります。
自分でできるやり方もありますので、気になる方はいつでもご相談下さい。
鍼灸マッサージLIFE±治療院
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